心がボロボロになる前に

仕方ないと割り切れないときもある

介護で起こるハラスメント

介護の職場では、利用者から職員がハラスメントを受けることも多く、問題になっています。
例えば、壁に押し付けられたり、いきなり蹴られたりするなどの行為です。
その他にも、虫の居所が悪かったり、イライラしたりしている利用者から暴言とも取れる言葉を投げ付けられるケースもあります。
親身に介護をしているのにも関わらず、高圧的な言葉が次々と投げ付けられるのです。
このような生活が続けば、精神的に参ってしまうものです。そのため、ハラスメントが原因で離職してしまう人も少なくありません。

 

このようなハラスメントを行う利用者は、ほとんどの場合、多少の認知症があるケースが多く見られます。
利用者本人が意図していないために、突発的に暴言や暴力的行為が起こってしまうのです。
しかし、介護に全く携わっていない人は、介護の仕方や職員の言動に問題があるのでは…と、介護施設介護士に疑問に持ってしまいがちです。
また、そんなことで悩んでいたら仕事にならないだろうと、問題視してもらえないことも多いのが現状です。
しかし、ハラスメントを毎日のように受け続ければ、肉体的にも精神的にもボロボロになってしまいます。
介護に携わる人材は常に不足状態にあるので、少しでも求職者を増やすには、働きやすいような環境づくりが大切といえるでしょう。

 

ハラスメントの対策としては、各介護事業者がきちんと相談に乗ってあげることが重要です。
また、程度によっては地域の包括支援センターへ相談することも有効といえます。
解決策が見つかるかはわかりませんが、参考になるサイトを見つけましたので紹介します。
【ハラスメントに悩むあなたへ=http://harassment-nayami.com